2011年3月アーカイブ

桃の苗木の植付を行いました。

苗木の植付の時期は、10月~11月と2月~3月のどちらかに植えつけます。

今年は、3月の前半が寒かったので、暖かくなったっ昨日行いました。

植付けたのは、黄美娘(きみこ)という、8月上旬に食べられる黄色い桃です。

果肉はマンゴーに近い味と食感が特徴で、最近人気が出てきている品種です。

3~4年したら食べれるようになると思います。

20110330-1.jpg60cmくらいの深さまで穴を掘って、堆肥を混ぜて20~30cmの深さまで埋め戻します。

これは、硬い土では根が深く張れないので、柔らくする為です。

真中を盛り上げて山を作り、その上に苗木の根を平均に広げて植付けます。

 

 

 

 

 

20110330-2.jpg苗木を富士山の方向に少し傾けて植付けます。

これは、山梨では富士山は南側にあり、強い太陽の日差しが桃の木の主枝に当たって日焼けをおこさない用にする為です。

植付け後、土壌消毒のフロンサイドと言う薬剤を潅水して、ワラで保温の為に敷き詰めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20110330-3.jpg ぶどうの搾り粕を使った有機堆肥を使用しました。

このぶどうの搾り粕は、【まるき葡萄酒】さんから、2年前にもらって自分で作ったものです。

堆肥の中には、ミミズ等がたくさんいて、とてもいい感じになっていました。

 

 

 

 

 

maruki_mizu1.jpg【まるき葡萄酒】さんでは、ワインを造る為、地下水をくみ上げています。

この水はとても美味しい水で、誰でも自由に汲んでいっていいそうです。

福島の原発の影響で、今や水がとても重要なものになっています。

【まるき葡萄酒】さんのブログで以前紹介されています。この水を無料で提供しています。お近くによられたら汲んで行ってはいかがでしょうか。



春は、三寒四温と言われますが、ここのところは毎日が冬のようです。

それでも桃の蕾は、少しづつ膨らんできています。

今年の桃の花の開花予想は平年より1日遅く、昨年と同じ4月3日と果樹試験場は発表しています。

畑でみるかぎりあと、2,3日は遅くなりそうな雰囲気です。

今の畑の作業は、摘蕾(てきらい)といって、必要のない桃の花の蕾を落とす作業をしています。

まだ、葉っぱがないので光合成で養分を得ることは出来ず、花を咲かせるまでは、樹が秋から冬にかけて貯えた貯蔵養分を使用しています。この養分を無駄遣いせずに効率よく利用する為に、各枝の上部、先端や元には、いい果実が実らないのでこの部分の蕾を摘んでしまいます。

この時期は遅霜がおりる事があるので、ゆっくりと急いでの作業となります。

20110328-1.jpg日川白鳳の蕾です。日川白鳳は7月上旬に収穫できる種類です。

枝の上向きの蕾は摘んでしまいます。

上向きの蕾は日当たりがよいので、早く膨らんでいます。

 

 

 

 

 

 

20110328-2.jpg早生白鳳の蕾です。7月の中旬に収穫できる種類です。

桃の花の中では、花粉の量が多い品種なのと、開花時期が少し早いので花粉のない桃の受粉用に蕾を採取します。

受粉用には、蕾がもう少し膨らんで、風船状になったものを使用します。

 

 

 

 

山梨果樹園芸会の桃部で桃の優良園の視察研修を行いました。

昨年の桃の栽培コンクールで表彰された園を主に視察を行いました。

笛吹市、甲州市の5件の桃農家で、それぞれの圃場で特徴がありとても参考になりました。

ポイントは土作りと、桃の果に光が十分にあたる木づくりが必要なことです。

また、高齢化に伴い作業の省力化をはかる為に、樹高を低く抑えた木づくりをおこなっている方もいました。

20110327-1.jpg樹の高さを低く抑えて、作業性と安全性を取り入れた木づくりをしています。

日当たりも良く、ほとんど脚立を使わないで作業が出来ます。(手が届きます)

 

先日、EF研究会のメンバーで山梨果樹試験場の視察に行ってきました。

超早期のピオーネハウス栽培の施設の見学では、ハウス栽培の内容以外に露地栽培での管理についての質疑応答も行いました。

果樹試験場の担当の方は、実際に全ての作業を自分で行っているのと、新しい技術や栽培方法をいろいろ試しているので、とても参考になります。

20110326-1.jpgピオーネは着色前の状況です。

今年は、2月が暖かった為日中はあまり加温しなくてもよかったそうです。

超早期のハウス栽培の場合、収穫後にぶどうの葉っぱを全部とることで、また、芽吹かせて二毛作も可能との事だが、樹勢が落ちてしまう為、あまりやらない方がよいそうです。

 

 

 

 

20110326-2.jpg今、注目の品種、シャインマスカットの様子です。

市場には昨年くらいから出荷されて人気がありますが、試験場では10年以上前から試験栽培されていたそうです。

 

若木の剪定

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成木の剪定は、1月の中旬に終わったのですが、一昨年と昨年に植えた桃の若木の剪定を行いました。

若木は、成木と較べて寒い時期の剪定はあまり好ましくないので、暖かくなったこの時期に行います。

同じ畑に植えた、同じ種類の桃の苗木でも生長に違いがあります。全てが同じように育ってくれれば、それはそれで楽でいいのですが、いろいろ樹形を考えながら剪定するのも楽しいものです。

 20110306.jpg桃の樹形は開心自然形といって、基本的な   樹形で、まん中に光が入りやすい形です。

すんなりこの形になる若木は少なく、この樹はわりとうまく形を作る事ができました。

そえ竹をして、矯正します。

まだまだ、おもいきった剪定は出来ませんが、いろいろやりながら、技術を習得していきたいと思います。

 

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